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「盗撮」に関するお役立ち情報

盗撮で逮捕される主なケース

  • 文責:所長 弁護士 福島晃太
  • 最終更新日:2025年9月30日

1 盗撮で逮捕されることはあるのか?

盗撮によって逮捕されることはありえます。

反対に、盗撮しても逮捕されず、在宅で捜査が進むケースもあります。

なお、盗撮は、態様によりますが逮捕されても勾留されずに釈放されることも比較的多い類型の犯罪でもあります。

逮捕されるかどうかは、事案の個別性による面が大きいのですが、 どのようなケースで逮捕されることが多いのか、見ていきましょう。

2 どのようなケースで逮捕されることが多いか

まず、現行犯逮捕される場合です。

つまり、盗撮しているところを被害者や目撃者に発見され、その場で取り押さえられる場合です。

盗撮で逮捕されるのは、このケースが多い印象です。

次に、現行犯逮捕ではなく、後日、令状に基づき逮捕されることもありえます。

盗撮している現場では発覚しなかったり、逃げてしまったりした場合に、証拠から犯人が突き止められ、逮捕される場合です。

なお、後日発覚した場合も、必ずしも逮捕されるわけではなく、在宅のまま捜査が進むこともあります。

令状による通常逮捕では、相当の嫌疑が必要であることに加えて、逃亡または罪証隠滅のおそれがあるかどうかが審査されます。

そのため、身元が不安定であるとか、前科があるとか、余罪が多数疑われるなどの事情によって、逮捕されるかどうかに違いが出てくると考えらます。

逮捕されるかどうかは事案の個別性による面が大きいというのには、そのような理由があります。

なお、逮捕の後、勾留されるかどうかについても、そのような事案の個別性が大きく影響してきます。

3 盗撮で逮捕されてしまったら

盗撮で逮捕されてしまったら、弁護士に弁護を依頼すべきだといえます。

逮捕直後であれば、勾留されないための活動を、勾留された後であっても、勾留から解放されるための活動をしてくれることが期待できます。

また、できるだけ起訴を避けるためにも、また、起訴されてしまった場合にもできるだけ刑を軽減するためにも、弁護士を通して被害者との示談に取り組むべきだといえます。

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